3月18日頃にNTTドコモから発売されると噂されているNECカシオ製アンドロイドスマートフォン「MEDIAS N-04C」の端末画像(パンフレット画像)がリークされたようです。
MEDIAS N04-Cは、アンドロイドとしては世界最薄となる厚さ7.7mmという驚異的に薄いボディーに、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信といった日本独自機能を盛り込んだ、多機能モデルです。
側面の画像です。薄い・・・、薄すぎます。Galaxy Sのように端末背面上部にやや膨らみはあるものの、ほとんどが7.7mmのようですね。
ディスプレイは4.0インチ、重量は約105gであることも記載されています。
端末下部の物理キーは、左から「メニュー」、「ホーム」、「戻る」となっています。上部には電源ボタンと、国内モデルらしく「着信ランプ」が備わっています。
さらにパンフレットの下段を見ると、カラーバリエーションとしてブラックとホワイトがあることが見て取れます。
情報元のブログによると、2月24日に予定されているdocomo春モデル発表会用資料として使われるパンフレットのようです。発売日は今のところ3月18日と言われています。
同時期には同じドコモからXPERIA Arcが発売されるだけにライバル製品となることが予想されます。MEDIAS(N-04C)とXPERIA Arcの比較は以前記事にしましたが、今回はより詳細なスペックも入手しましたのでそれを表にまとめてみました。
製品名 | MEDIAS(N-04C) | XPERIA ARC(SO-01C |
端末サイズ | 127×62×7.7mm(最厚部約8.7) | 125.0×63.0×8.7 |
重量 | 105g | 117g |
ディスプレイ | 4インチ、解像度854×480(FWVGA)、TFT | 4.2インチ、解像度854×480(FWVGA)、TFT |
OS | Android 2.2(Froyo) | Android 2.3 (Gingerbread) |
CPU | 800MHz | Qualcomm MSM8255 1GHz |
RAM | 512MB | 最大512MB※更新 |
ROM | 1GB | ? |
カメラ | 510万画素 | 810万画素(LEDフラッシュ) |
カラー | MEDIAS Black、MEDIAS White | ミッドナイトブルー、ミスティーシルバー |
電池容量 | 1,260mAh | 1,500mAh |
その他 |
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Wi-Fi、Bluetooth、外部端子などの詳細部分は未だ公開されていないので表に含めませんでした。
XPERIA Arcよりも細長く、そして薄いことが分かります。また重量も10g以上軽いようです。ディスプレイの解像度は同じ。しかしXPERIA Arcのようがサイズは大きいです。XPERIA Arcはブラビアでも使われている「クリアブラックパネル」が使われているので、そのあたりどう違いが出てくるかが見ものです。
CPU、カメラ周り、電池容量などはXPERIA Arcの方がよりハイスペックのようです。このスペック表を見る限りでは、MEDIASは「薄さ」と「日本独自機能」を両立させた端末であることが分かります。高解像度大型ディスプレイを搭載しながら電池容量が1,260しかないことは電池持ちの面で少し気がかりです。
いずれにしてもXPERIA Arcには無い日本独自機能が搭載されていますので、これら機能を欲する人にとっては最有力候補になってくるのは間違いありません。
情報元:Draft life with blog、juggly.cn、Sony Ericsson Whitepaper(PDF)