INFOBAR A01のiida UIが他機種でも使える

先日紹介したPOBox Touchの移植版を作ったお方が、今度はiida HOMEの移植版を作ってくれました。作者さんの記事には途中経過と書かれていますが、ひと通りは全て動くようになっているようです。

iida HOMEは今年夏にKDDIから発売されたiida INFOBAR A01の持つオリジナルホームです。一般的なAndroidのホームと違って、縦にスクロールしていくのが特徴です。

手持ちのroot取得済みのGalaxy S SC-02Bで早速試してみました。必要なファイルのダウンロードはこちらから出来ます。

※インストールには端末のroot取得が必要です。
※インストールは自己責任で行ってください。責任は負いません。

アーカイブをダウンロードしたら解凍して、下記ファイルを/system/appに突っ込むだけです。ちなみに作者さんのブログでも書かれていますが、そのままではsystemフィルダにはコピーできませんので、rw（Read Write）でリマウントする必要があります。Root Explorerなど使うと楽だったりします。

• IidaHome.apk
• Home.apk
• WidgetHome.apk
• IidaCalendar.apk
• IidaPresetTheme.apk
• IidaProtips.apk
• IidaClock.apk
• IidaMemo.apk
• IidaPhoto.apk　→　これは「/data/app」へ
• IidaRss.apk
• IidaWeather.apk

このうち、IidaProtips.apkは動作確認ができていないとのことです。よくわからなかったので私は省いちゃいました。それとWidgetHome.apkが7MBくらいあってそのままではsystemディレクトリに入らなかったので、swype.apkなど私にとっては不要なファイルを適当に削除して容量を稼ぎました。

とりあえずはこれで動くはずです。

で、これだけだとINFOBAR A01とGalaxy Sの解像度の違いからカレンダーなどのホームウィジェットの表示が上手くいきませんので、「LCD Density Changer」などを使って画面密度を調整してあげます。210という値がWVGA（480×800）のディスプレイにはぴったりのようです。もちろんqHDの解像度を持つ端末ならこんな事する必要はありません。

※追記：LCD Densityを調整すると全ての画面でこれが適用されてしまうのでアプリによっては表示が逆におかしくなることもあります。LCD Densityを調整しなくても正常表示されるapkが作者さんのブログで公開されています。「IidaCalendar.apk」「IidaWeather.apk」です。しかし時計ウィジェットや特定アプリのアイコンの表示が欠けてしまったりと、まだ全てが他の解像度に調整されてはいない状態です。まだ途中経過の段階ですから、しばらくしたら完全に調整されたものが出てくるかもしれません。

試した結果、冒頭画像のとおりちゃんと動きました。動作も少しぎこちないところはありますが、大抵ヌルヌルと動いてくれます。十分常用に耐えうるものだと思います。

情報元：ごぜん日記