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Xperia標準の文字入力システム「POBox Touch」がGalaxy S IIなど他機種でも使える

POBox TouchをGalaxy S IIに移植

POBox TouchをGalaxy S IIに移植

ソニー・エリクソンのXperiaに標準搭載されているIMEアプリ「POBox Touch」を他の機種へもインストールして使えるという情報が出回っているようで、これは面白いということで早速Galaxy S II SC-02Cで試してみました。

バージョンはXperia acroやXperia Rayでも使われているPOBox Touch 4.3です。Android2.3搭載端末であればroot取得不要で導入できるとのこと。解像度WVGA(480×800)に最適化されているため、それ以外の解像度を持つ端末ではどうなるのかわかりません。試していません。

※インストールは自己責任で行ってください。

まずはファイルをダウンロードします。作者さんのブログからダウンロードできます。ちなみにこの方、今話題となっているiida UIの移植にも携わっているようです。

ごぜん日記:http://nene.ni-moe.com/Entry/59/

パソコンにダウンロードしてもスマートフォン側にダウンロードしてもどちらでも良いのですが、スマートフォン側へ直接ダウンロードしてしまった方がファイルのやり取りが無くて楽です。

ダウンロードしたらインストールします。この際、警告が出てインストールが失敗してしまう場合、「設定」の「アプリケーション」にて「提供元不明のアプリ」のチェックを入れてから再度インストールを実行するとうまくいくと思います。なお、インストール後はチェックを外しておくこととおすすめします。

インストールが完了したら「設定」の「言語と文字入力」にて「POBox Touch(日本語版)」のチェックを入れます。そしてその項目の上の方にある「入力方法を選択」から「POBox Touch(日本語)」を選択します。

以上で一応使えるようになります。

QWERTYモードもフリックモードももちろん使えます。

横画面でも大丈夫です。マッシュルームやプラグインも使えます。ようするにPOBox Touchが完全移植できたわけです。

POBox TouchはIMEアプリとして定評がありますので、これならATOKが無くても十分ですね。

使い勝手が悪いと感じたら設定をいじってみましょう。個人的におすすめするのは「モード別キーボード保持」を有効にすることです。こうすることで「かな」「英字」「数字」ごとにQWERTYモードかケータイ入力モードかを設定することができます。

その他の設定項目については以前書いた記事が参考になるかもしれません。ただしこれよりも古いバージョンでの説明なので一部仕様が違うと思います。

Xperia arcのPOBoxの設定を変更して、文字入力しやすいようにする
https://www.datacider.com/2878.php