ASUSのEee Pad Transformer TF101の兄弟機「Eee Pad Slider」の商品ページがASUS公式サイトに用意されました。米国で来月9月に発売されることが予想されています。
Eee Pad Sliderは、キーボードと一体化したタブレットです。ディスプレイを前面にして折りたたむことができ、折りたたんだ状態では通常のタブレットとして利用できます。また、キーボードを展開した状態ではノートパソコンのような安定したスタイルで使うことができます。Eee Pad Transformerとは違いキーボードの着脱は出来ませんが、代わりにスリム化と軽量化が図られています。
公式サイトによるとスペックは以下のとおりです。
- 製品名:Eee Pad Slider SL101
- 端末サイズ:273×180.3×17.3 mm
- 重量:960g
- ディスプレイ:10.1インチ、WXGA(1,280×800)、IPSパネル、10点マルチタッチ、ゴリラガラス
- OS:Android3.1(Android3.2へバージョンアップ予定)
- CPU:NVIDIA Tegra2 1GHzデュアルコア
- RAM:1GB
- ROM:16GB/32GB +Unlimited ASUS Web Storage(1年間無料で使える容量無制限のオンラインストレージサービス)
- 無線LAN:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz帯)
- Bluetooth:ver2.1+EDR
- 背面カメラ:500万画素
- 前面カメラ:120万画素
- 外部端子:USB2.0×1、miniHDMI×1、オーディオジャック、microSDカードリーダー
- センサー:G-Sensor、Light Sensor、Gyroscope、E-Compass、GPS
- 連続稼働時間:約8.5時間
キーボード装着後のEee Pad Transformerの重量は約1.3kgですから、これと比べるとかなり軽量となっています。
基本スペックはほとんど同じで、違いは外部端子と連続稼働時間くらいでしょうか。Eee Pad TransformerにはUSBポート×2、microUSBポート×1、フルサイズSDカードスロットがついています。連続稼働時間はEee Pad Transformerはキーボードドック側にもバッテリーが付いているので最長16時間というロングバッテリーライフを実現していますが、Sliderではそういった仕掛けはありません。
価格は16GBモデルが$400ドル(約31,000円)、32GBで550ドル(約42,300円)前後になるようです。
開封動画
情報元:ASUS