デジタル家電の売れ筋ランキングを提供するBCNランキングが発表した、2011年7月度の国内におけるタブレット売れ筋ランキングにおいて、AcerのAndroid3.0(現在は3.1)搭載タブレット「ICONIA TAB A500」が1位を獲得しました。
トップ10の内容は、1位がICONIA TAB A500、2~7位がiPad2、8位がASUSのEee Pad Transformer TF101、9位がAcerのWindowsタブレットICONIA TAB W500、10位が再びiPad2となっています。
1位と言っても2~7位および10位がAppleのiPad2なわけで、iPad2の各モデルのトータルで考えればまだまだiPad勢の独壇場と言えます。しかしシェアは16.2%も獲得しており、決して無視できない存在にはなってきています。
Android搭載機のランキングでは、ICONIA TAB A500がシェア54.9%を獲得して1位、続いてASUSのキーボード合体タブレットEee Pad Transformer TF101がシェア26.4%で2位、REGZA Tablet AT300がシェア8.0%で3位、Motorola XOOM WiFi TBi11Mがシェア3.7%で4位、SMT-i9100がシェア2.1%で5位、Optimus Pad L-06Cがシェア1.7%で6位という内容になっています。
後発で格安価格にて登場した今回のICONIA TABやEee Pad Transformerが普及機として販売台数をかなり伸ばしているようです。5万円以上するXOOMやOptimus Padに対し、ICONIA TAB A500は価格comでの最安値が32,204円(8月12日現在)となっています。
ICONIA TAB A500は10.1インチ大型ディスプレイを搭載したAndroid搭載タブレットです。OSバージョンは発売当初Android3.0でしたが、今月9日からAndroid3.1へのバージョンアップが提供されています。基本スペックはNVIDIA Tegra2 1GHzデュアルコアCPU、1GBのRAM、16GBのROMを搭載するなどXOOMなど他のAndroid3.x搭載タブレットと遜色の無い構成となっています。3Dゲームや高解像度動画再生も難なくこなします。フルサイズのUSB端子など豊富な外部端子を備える点も魅力の一つとなっています。