現地時間2月14日、LG電子はAndroid3.0、デュアルコアCPUを搭載したタブレット「Optimus Pad」を正式に発表しました。
タブレット向けに最適化された最新バージョンのアンドロイド「Android3.0(Honeycomb)」を搭載し、さらにNVIDIA製デュアルコアCPU「Tegra 2」を備えたハイエンド機となります。
8.9インチ3D液晶が搭載され、専用のメガネが必要になりますが一応話題の3Dも楽しむこともできます。それと特徴的なのが、「3D動画撮影」に対応している点です。これまでの3D対応端末(LYNX 3Dや003SH)では静止画のみ3D撮影可能でしたが、Optimus Padは動画でも可能です。3D動画撮影用に、背面には2つのカメラが搭載されています。
日本国内でもNTTドコモから春モデルとして3月下旬頃の発売が予定されているそうです。
スペックを表にまとめました。比較用に、恐らく夏以降に国内でも発売されるであろうGalaxy Pad 10.1のスペックと並べました。
製品名 | LG Optimus Pad(L-06C) | Galaxy Pad 10.1 |
端末サイズ | 約243×149.4×12.8mm | 246.2×170.4×10.9mm |
重量 | 約630g | 599g |
OS | Android3.0(Honeycomb) | Android3.0(Honeycomb) |
CPU | 1GHz デュアルコア(NVIDIA Tegra 2) | 1GHz デュアルコア(NVIDIA Tegra 2) |
ストレージ | 32GB | 16GB/32GB |
ディスプレイ | 8.9インチWXGA(1280×768) – TFT液晶 | 10.1インチWXGA(1280×800) – TFT液晶 |
カメラ | メイン:約500万画素(2個搭載)AF、LEDフラッシュ フロント:200万画素 |
メイン:800万画素AF+LEDフラッシュ フロント:200万画素 |
3D表示/撮影 | 対応/対応 | 非対応/非対応 |
ビデオ撮影 | 1080PのフルHD撮影(1920*1080) | 1080PのフルHD撮影(1920*1080) |
通信 | IEEE 802.11 b/g/n | IEEE 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | 対応 | Bluetooth 2.1 + EDR |
電池容量 | 6400mAh | 6860mAh |
その他 |
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基本スペックは同程度になります。Galaxy Pad 10.1の方がボディー、ディスプレイサイズともに大きいのですが、重量・薄さの面では逆に薄く・軽くなっています。
注目の2機種ですが、さらに東芝のAndroid3.0、デュアルコア搭載タブレットの発売も近く控えているとのことで、そろそろタブレットを試してみたいと考えている方にとっては悩ましいテーマになってきそうですね。