今年第2四半期の世界のスマートフォン出荷台数でアップルとサムスンのどちらが1位になるのかということに注目が集まっていましたが、アメリカの調査会社「ストラテジー・アナリティクス」が7月29日に発表した調査結果によると、アップルは第2四半期に2030万台を出荷し、ノキア、サムスンを抑えて初めて首位に立ったとのことです。サムスンは1920万台で2位、かつての覇者ノキアは1670万台で3位まで後退しています。
業界関係者らによると、第3四半期はサムスンが優勢であるという見方がされているそうです。主力製品であるGalaxy S IIの売れ行きが絶好調であり、しかも既に中国をはじめ世界中で展開しているからです。対するアップルの主力武器はいまだにiPhone4です。アップルの快進撃が始まるのは次期iPhoneが登場する9月以降となります。サムスンは次期iPhoneの対抗馬として、先日お伝えしたCeloxと呼ばれる端末や、噂ではありますが2GHz動作のCPUを搭載した超ハイスペック機を年内に投入し、アップルに対抗する計画のようです。
情報元:ITmedia