日本通信は7月29日、b-mobile Fairに音声通話サービスを追加した「talking Fair」を発表しました。8月2日(火)の午前10時より、日本通信の代理店、及び同社ウェブサイトにて販売が開始されます。
talking Fairは、利用開始後4カ月を経過するか、もしくは1GBのデータ通信を行うまで使えるプリペイド式のデータ通信専用SIMカード「b-mobile Fair」に、音声通話サービスを加えたものです。音声通話の基本料金は1,290円で、国内通話で最大32分30秒相当(1,365円分)の無料通話が含まれます。無料通話分を超過すると30秒21円で通話料金が発生します。この料金は携帯電話事業者各社の同様のプランにおける超過通話料金と同一です。
データ通信は1GBで9,800円です。プリペイド式なので予め1GBを購入し、使いきるまで利用できます。2回目以降のチャージからは同じ1GBを8,350円で購入できます。1GBというデータ量は一般的なスマートフォンユーザーの約4ヶ月分に相当するものとなっており、1ヶ月あたり2,087円で通信サービスが利用できる計算になります。
月々の料金の合計は、「音声通話サービスの1,290円」に「データ通信の2,087円」を加えた3,377円となり、これはドコモなどの他社キャリアにおける料金の半額以下となる値になります。
データ通信を4カ月で1GB消費することを前提にした計算なのでそれ以上利用する場合にはこれよりも高額になりますが、電話もデータ通信もほどほどにしか使わない場合においてはコストを大幅に抑えることの出来る非常に優れた商品と言えます。
SIMフリーのiPhone4等で利用できるマイクロSIMと、標準SIMの2種類が用意されます。
注意点として、本サービスは1年間の継続利用を前提としたものなので、1年以内に解約をすると解約金10,500円が発生します。1年経過後は、解約金は一切かかりません。また、初期手数料として3,150円がかかります。契約時の合計金額は、初期手数料3,150円、音声通話基本料金1,290円、データ通信料1GB9,800円をあわせて、14,240円となります。
情報元:日本通信