10月23日に国内発売となった「Google Home Mini」がようやく手元に届きましたので、注文からセットアップまでの体験をお届けします。
注文
日本で予約受付けが開始された10月6日の午後4時ころに、Googleの公式物販サイト「Googleストア」で予約注文を行いました。
Googleストアのほかに量販店やauの店頭・オンラインストアでも同日より予約が可能で、発売日や価格は同じ、しかもポイントが1%付くという好条件でしたが、過去に何度か利用して特に不満もなく信頼していたGoogleストアであえて購入することを選びました。
価格は6,480円。送料は無料。代金はクレジットカードで支払いました。
到着
10月29日に静岡県富士宮市にある私の自宅に到着しました。到着までの経緯は以下のとおりです。
香港からの発送となり、ヤマト運輸の国際宅急便で送られてきました。
Google公式のストアで予約までして注文したのだから当然発売日当日か少なくとも翌日、いや、Googleのことだからサプライズで発売前に届けてくれる可能性すらあるんじゃないかと考えていましたが・・・、甘すぎました。実際には発売日の2日後に発送の連絡、さらにその4日後の受け取りとなり、完全に出遅れてしまいました。
配送が遅いことに「Google、てめこの野郎!」とも思いましたが、よくよく確認してみると、予約受付の時点で「配達は10月26日から11月2日の間になる」と知らされていたのでした。
これを見落とし、量販店で買うよりも入手が遅くなることを察知できなかった自分に非があったわけです。一瞬でもGoogleストア、ひいてはGoogle社に嫌悪感を抱いてしまったことをここでお詫びします(でも特に品薄というわけでもなさそうだし、やっぱり発売から1週間後のお届けってすごく遅いと思う)。
開封
このような梱包で届きました。ダウンボールのフタが少し浮いていることに違和感を感じつつ商品を取り出して見ると・・・。
なんとまあ、商品の箱が潰れているではありませんか。無理してこんな小さなダンボールで送るから・・・。
そしてどういうわけかEXPANSYS(有名な海外ガジェット販売サイト)からの納品書が添付されていました。
少し調べてみると、Googleストアで注文するとEXPANSYSから届くというケースは以前からあったようです。私は初めての経験だったので結構びっくりしました。きっとEXPANSYSに発送手続きもろもろを委託しているのですね。
細かいことは気にしませんが、せめて商品が潰れないような形で送ってほしいと思いました。
しかし箱は潰れていましたが、中身は無事のようです。上部の緩衝材が守ってくれたのでしょう。
入っていたのは、Google Home Mini本体と、ケーブル付きACアダプタ、そして簡単なセットアップガイド。
ケーブルは約1.5m。端子はUSB Type-C・・・ではなく、普通のUSB micro-Bです。
冊子には必要最低限のことだけが書いてあって、わからないことはオンラインヘルプやサポートで調べてね、というスタンスです。
ここでひとつ忠告ですが、冊子に書かれている「天面をタップして操作する機能」は、実際には使うことができません。
発売後に不具合が確認されたため、機能自体をとっぱらってしまったそうです。
Google Home Mini本体です。表面は布製です。
手に持つとこのくらい小さい。かわいいやつです。
裏にはラバーが付いていて滑らないようになっています。
横から見るとこんな感じ。マイクのON/OFFスイッチと、USBのソケットがあります。
接続
コンセントにつなぐと電源が入ります。セットアップが完了するまでは何もできません。
スマートフォンからセットアップします。Google PlayストアからGoogle Homeアプリをダウンロード&インストールして起動。
紐付けるアカウントを選択。
Google Home Miniを検出。
つながりました。
セットアップは続きます。
どこに置くかを選択。将来的にGoogle Homeデバイスを家の中に複数置くことを想定して、それぞれを識別するための名前として登録しておくのでしょう。
Wi-Fiでネットワークに接続。
さらに続けてGoogleアシスタントの設定に入ります。
自分の声を登録しておくことで、スケジュールなどのアカウントに基づく内容にアクセスできるようになります。
そして住所を登録。
メール配信の許可。
音楽サービスを利用する場合は各アカウントを追加します。
今のところ対応しているサービスはGoogle Play MusicとSpotifyの2つだけ。
Google Home Miniの購入特典でGoogle Play Musicの3カ月無料トライアルが有効になります。
これですべてのセットアップが完了しました。設定の変更や、より細かい設定は、Google Homeアプリからいつでも行えるようです。
セットアップは行程こそ多いものの、それぞれが簡単なので案外スムーズに進められ、ここまで10分かからないくらいで出来てしまいました。
話しかけてみる
「オッケー、グーグル」または「ねぇ、グーグル」で話しかけます。
私「ねぇ、グーグル?」(おっ、なんだか照れくさいぞ)
私「きょ、今日の天気を教えて?」(語尾を上げるとさらに照れる!)
G「今日の富士宮は、予想最高気温は22度、最低気温9度で・・・・・。」
私「!!」
ということで、ちゃんと答えてくれました。
体は小さいですが音量は結構あり、話していることがはっきりと聞こえます。
マイクも悪くなく、こちらの声を少し離れたところ(2~3m)からでもしっかり拾ってくれます。多少どもっても大丈夫です。
私「オッケー、グーグル」(こっちのほうがいいかな)
私「クラッシックをかけて」(BGMにはやっぱりクラッシックだよな)
G「Play Musicのステーション、快眠クラッシックを再生します。~ポロン、ポロロン♪~~」
私「!!!」
Play Musicとの連携もバッチリでした。音量の上げ下げも音声操作で出来ます。
Google Home Miniの音質はあまり良くないと言われていますが、私は仕事中や料理中にBGMとして音楽を少しかける程度なので、不満は感じませんでした。
細かいレビューは今度
今回は主に注文からセットアップまでの体験談をお届けしました。
まだ届いてから数日しか経っていない上に、いろいろと試す時間もとれていないので、今は詳しい感想が言えません。
今後、使っていく中で感じたこと、役に立ちそうなテクニック、Google Homeの活用法など、思いついたその都度、投稿していきたいと思います。