ジャパンディスプレイは2月19日、腕時計型のウェアラブル端末向けに、反射型カラー液晶モジュールを標準ラインアップ化すると発表しています。サンプル出荷を2015年3月から、標準品の販売を7月から開始します。
同社は昨年1月より腕時計型ウェアラブル端末向けの反射型カラー液晶モジュールを生産、販売してきましたが、今回、標準品をラインアップし、最終商品の開発負担の低減、および商品化のスピードアップに貢献することで、ウェアラブル端末向けビジネスの拡大を目指していくとしています。
今回標準ラインアップ化する製品は、1.34インチ(3.4cm)320×320ピクセルの丸型の反射型メモリ内蔵カラー液晶モジュールです。バックライトが不要な反射型液晶と、画素に組み込まれているメモリで画像情報を保持するMIPの採用により、一般的な透過型液晶モジュールの消費電力の0.5%以下まで低減しているといいます。また、高画質で、かつ外光下での視認性にも優れているとしています。
情報元:ジャパンディスプレイ