東芝がスマートフォンで一眼レフカメラ並みに高画質な写真を撮影可能にする画像処理技術「無限高画質(Mugen Image Signal Processing)」を開発したそうです。詳細な技術資料は2015年夏ごろの開示を予定しているとのことで、近い将来発売するスマートフォン・タブレットに実装されることになりそうです。
日経テクノロジーOnlineによると、東芝は、スマートフォンに搭載される小型のイメージセンサーで、一眼レフカメラに搭載されるAPS-Cサイズの大型イメージセンサー並みの写真を撮影する画像処理技術「無限高画質技術」を開発。詳細は明かしていないが、複数枚の画像を利用してS/N比を高める技術だといいます(S/N比が高いほどノイズが少なく、高画質)。
具体的には、1,300万画素のスマートフォン向けカメラモジュールで撮った画像を16枚使えば、APS-Cサイズ並みのS/N比(25dB)になるそうです。
情報元:日経テクノロジーOnline