ドコモが今夏”ツートップ”と位置づけて集中的に販売しているXperia AとGALAXY S4。この2機種が発売から1ヶ月で計100万台を突破していたことがわかりました。18日に行われた定時株主総会で、ドコモの加藤社長が明らかにしました。
プレゼンテーションでは、発売から1ヶ月でXperia A SO-04Eを約64万台、GALAXY S4を約32万台販売し、2013年度のスマートフォン販売目標を1,600万台に定めていることなどが語られました。春モデルで人気を博したXperia Z SO-02Eは発売から2ヶ月半で約63万台だったので、Xperia Aはこれを大きく上回るペースで売れていることになります。”ツートップ戦略”により価格が優遇されていることに加え、Xperia Zと比べやや小ぶりで持ちやすい形状や、選びやすいカラーバリエーションが好調の理由になっていると思われます。
一方、GALAXY S4 SC-04Eについては、前作GALAXY SIII SC-06Dが発売から半月で約21万台の販売であったことを考えると、勢いが少し穏やかになったような印象です。Xperia含め、他メーカー製の機種が性能面でようやく肩を並べられるレベルまで成長してきたことで、これまでのようなGALAXYへの過度な集中がなくなってきたのだと考えられます。
”ツートップ”は冬モデルでは端末単位でまたいちから選出されます。冬モデルでどのような機種がラインアップされるかということのほかに、ツートップが一体誰になるのかという、また別の楽しみも出てきました。
情報元:ケータイWatch