Xperia acro(SO-02C/IS11S)はどうやらAndroid2.3.3が搭載されて発売されるようです。Xperia arc(SO-01C)がAndroid2.3.2ですから、それよりもひとつ新しいバージョンということになります。
ソースは当ブログの生ログ(アクセスデータ)で、Android2.3.3を搭載したSO-02Cが訪れてきたことが分かります。
“Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.3; ja-jp; SonyEricssonSO-02C Build/3.0.1.F.0.28) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1″
これは当ブログ以外にも複数のブログで確認されていることであり、例えばjuggly.cnさんでも次のようなログが残っていたと伝えています。
“Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.3; ja-jp; SonyEricssonSO-02C Build/3.0.1.F.0.17) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1″
それとau版Xperia acroであるIS11Sですが、こちらもやはりAndroid2.3.3が搭載されるようです。ソースはNewSriderさんというブログで、次のようなアクセスログがあったといいます。
“Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.3; ja-jp; SonyEricssonIS11S Build/3.0.1.C.0.33) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1″
こういった情報はユーザーエージェント(UA)と言い、使っているブラウザやOSなどの情報をアクセスした側が申告するものです。Wサイトのアクセス状況を把握するための「アクセス解析」などでこのデータが使われます。
UAはあくまでアクセス側から申告されるものなので、しばしば内容を偽装されることがあります。しかし今回の場合はアクセス元のホストからしてその疑いはありません。
Android2.3.3についてですが、2.3.2から具体的にどういった改善が図られているのか私はよく知りません。少し調べたところによると、突然端末が再起動する問題の修正、端末単体でのスクリーンショット機能追加、NFC関連の機能追加が行われたとのことです。Xperia acroにはおサイフケータイが備わっていますがFelicaを使っているので、NFC関連の機能追加に関しては恩恵を受けることは無さそうです。スクリーンショットが端末単体で撮れるようになることは情報発信者にとっては嬉しいことですね。