Android

ASUS、AndroidタブレットとWindows 8デスクトップPCの融合端末「Transformer AiO P1801」を発表

ASUS Transformer AiO

ASUS Transformer AiO

ASUSがAndroidタブレットとしても使えるWindows 8搭載デスクトップパソコン「Transformer AiO P1801」を発表しました。価格は1299ドル(約123,000円)。今年の第2四半期中に発売されます。

ASUSは昨年の6月、COMPUTEX TAIPEI 2012にて、「Transformer AiO」の試作機を展示しています。今回発売されるものはこれの正式版で、スペックが一部強化されています。

”合体端末”が好きなASUSですが、本機種もコンセプトは同じで、今度はデスクトップPCとタブレットの融合です。ベースは据え置き型のWindowsパソコンですが、ディスプレイ部分が着脱できるようになっており、取り外すとAndroidタブレットとして使えます。

ofTE4qp34DTMmA0P_500 2yzqS700z1Cr0uhJ_500

PC Station側にはWindows 8、Intelプロセッサ(i3/i5/i7)、4GB(最大8GB)のシステムメモリー、2TBのSATAハードディスクが組み込まれています。一方、タブレット側にはAndroid4.1、Tegra3クアッドコアCPU、2GBシステムメモリー、32GBストレージが組み込まれており、それぞれが独立して動作できるだけのシステムを持っています。ディスプレイサイズは18.4インチで、解像度は1920×1080のFHD。

合体時には本体に備わったボタンを押すたびにWindowsとAndroidをシームレスに切り替えることができます。また、PC Station側で実行するWindowsをリモートでタブレット側に表示する機能も備えており、切り離した状態でもWindowsを使用することができます。

HTOdG0swwBeXr65m_500 bQlcdrChrTpPWrYD_500

通信機能としてWi-Fi 802.11 a/b/g/n、Bluetooth(PC Station側はver4.0、タブレット側はver3.0)に対応。マルチメディア機能として100万画素カメラ、スピーカー、内蔵マイクを備えます。

外部端子はPC Station側にHDMI出力ポート、LANポート、TVジャック(オプション)、DC端子、USB3.0ポート×4、USB2.0ポート×1、3-in-1カードリーダー、ヘッドホン・マイク端子。タブレット側には3.5mmオーディオジャック、microSDカードリーダー、miniUSB2.0ポート、ドッキングポート、DC端子を備えます。

サイズはPC Stationが466×162×267mm、タブレット側が466×18×294mm。合体時は466×162×376mm。重さはPC Stationが4.1kg、タブレットが2.4kgです。カラーはブラック1色。ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、ACアダプタ、クリーニングクロス、電源コード、クイックスタートガイド、保証書が付属します。

情報元:ASUS 経由:Engadget