Xperia Zの商品説明用の資料から、Xperia Zに使われている素材の一部が判明しました。前面ガラスには日本の旭硝子が開発した強化ガラス「Dragontrail(ドラゴントレイル)」が、背面ガラスには米国のコーニング社が開発した同じく強化ガラス「Gorilla Glass(ゴリラガラス)」が使われているそうです。そもそもXperiaにはドラゴントレイルが採用されることが多いのですが、このように同じ端末でありながら前面と背面で異なるメーカーのガラス素材を採用することは珍しいことのように感じます。
資料にはほかにも色々と記載されていますが、実はXperia Z SO-02Eに付属の「SO-02Eのご利用にあたっての注意事項」の12ページ、13ページにも材質一覧が記載されています。
これによると、側面や端子カバーの透明部分には、スマートフォンケースで多く使われるポリカーボネートが使われています。いわゆるプラスチックの一種ですが高い耐久性と透明性を持つ素材です。また、本体フレーム部分にはUVまたはウレタン塗装処理されたガラス入りのナイロン樹脂「グラスファイバーポリアミド」が使われています。非常に高い強度・剛性・耐衝撃性が特徴です。さらに、電源ボタンとボリュームボタンは陽極酸化皮膜処理されたアルミニウム合金が、カメラまわりの化粧リングにはステンレス鋼が使われています。
なんだかいろいろ頑張った結果のようですね。しかし1つ言いたいのは、グラスファイバーポリアミドとやらでできたフレーム部分は案外キズが付きやすいです。手元のXperia Zを見ると、大事に使っていたはずなのにポツポツと細かいキズがもう出来ています。訳あってケースを着けないで使っていた私が悪いのですが・・・。
情報元:ePrice