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中国Xiamoni、世界初の28nmプロセス クアッドコアCPU搭載を謳う超高性能スマートフォン「MI-Two」を発表、10月発売

中国メーカーXiamoni(小米)が、ひときわ高性能なスマートフォン「MI-Two」を発表しました。10月に発売されます。価格は1,999元(約25,000円)。

SoCに「Snapdragon S4 Pro(APQ8064)」を採用します。「APQ8064」は、プロセスルール28nmで製造された1.5GHzクアッドコアCPUと、同じくクアッドコアのGPU「Adreno320」を搭載したQualcommの最新チップです。高い処理能力と省電力性を兼ね揃えており、グラフィクス性能については「Xbox 360級」と謳われています。世界初の28nmプロセス クアッドコアCPU搭載を謳っていますが、発売時期で言えばサムスンやLG、パンテックが準備しているAPQ8064搭載機の方が若干早くなる可能性もあります。ただし、発表タイミングで言えば本気が世界最速ということになろうかと思います。

メモリーは、RAMが2GB、ROMが16GB。OSはAndroid4.1 Jelly Beanベースのカスタムrom「MIUI」を採用します。ディスプレイは中型クラスの4.3インチ。画面解像度は1280×720で、ピクセル密度は iPhone4/4SのRetinaディスプレイを超える342ppiに達します。高視野角のIPSパネルが採用されています。

カメラは800万画素の裏面照射型CMOSを採用。フロントにも200万画素で1080pフルHD動画撮影も可能な裏面照射型CMOSセンサーを備えます。F値2.0の非常に明るいレンズを採用し、暗がりでの撮影に有利です。また、ゼロシャッター遅延補助フォーカス、顔認識、HDR、ジャイロ、手持ち夜景、リアルタイムフィルターなど、機能も豊富です。

バッテリーは標準でも大型な2,000mAhリチウムイオンポリマー電池。厚みが2mm増しますが、3,000mAhの大容量版もオプションで用意されます。

このほか、Bluetooth4.0、無線LAN(IEEE802.11 b/g/n)、Wi-Fi Direct、下り最大42.2MbpsのDC-HSDPAパケット通信、MHL、Dolby Mobile、ジャイロスコープ、圧力センサー、温度センサー、重力センサー、近接センサー、電子コンパス、GPS+GLONASS/A-GPSなどに対応しています。対応周波数は2G:GSM 850/900/1800/1900MHZ、3G:WCDMA 850/1900/2100MHz。

端末サイズは126×62×10.2mmでさほど薄くはありませんが、ベゼル3.9mmの挟額縁設計により、60mm台前半の、ワンハンドでも操作しやすい形状を実現しています。重さは約145g。豊富なカラーバリエーションも用意されています。

情報元:Xiamoni