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Galaxy S IIIのキャリア向けモデルの発売が世界的に延期、発売当初は品薄傾向に?

Galaxy S IIIのキャリア向けモデルの発売が世界的に延期されているようです。米国の通信キャリアであるベライゾン・ワイヤレスは当初今月末までに発売すると案内していたところ、今では来月10日の発売に変更しています。また本日18日には、カナダにおいても発売を1週間延期するというお知らせがサムスンから発せられたとのこと。メーカーの地元韓国においても、事前予約は開始したものの、発売日の正確な日付けは未だ案内されていない状況です。

延期の原因は2つと考えられています。1つは、採用しているチップ「Qualcomm Snapdragon S4」が供給難な状態であることです。世界的に品薄な状態であり、本チップを採用する製品はいずれも発売が延期される可能性を抱えているそうです。

もうひとつの原因は、先月末ころに報じられた「ブルーモデルのリアカバーの欠陥による大量廃棄」です。Galaxy S IIIにはホワイトとブルーの2色のカラーバリエーションがありますが、このうちブルーのモデルのリアカバーに製造上の欠陥が見つかり、60万個ものカバーを廃棄処分したとのこと。これにより、少なからず発売時期に影響を及ぼしている模様です。

そもそもGalaxy S IIIは発売前から1000万台以上の事前注文が入っており、製品の製造スケジュール自体がかなり厳しい状況にあると伝えられています。ですから、ちょっとした問題が大幅な遅延を引き起こしてしまう可能性があります。

日本のドコモからは発売”予定日”として6月28日が案内されていますが、正式な発売日が発表されるまでは案外気が抜けないかもしれません。そして予定通り発売されても、発売当初は品薄傾向になる可能性もあると思います。

情報元:nate.com