NTTドコモは、東京ビッグサイトで現在開催中の「Mobile IT Asia」の基調講演で、下り最大1Gbpsの超高速通信サービス「LTE-Advanced」を2016年度以降にサービス開始したいと、開始時期について言及しました。
LTE-Advancedは、ドコモのLTEサービス「Xi」を更に高度化した通信方式で、下り最大1Gbps以上の通信速度を目標としています。現在提供されているLTEやWiMAXなどはマーケティング的に”4G”と呼称することを許可されているだけで実質には3.9Gに相当するものですが、LTE-AdvancedはIMT-Advancedの基準を満たす”真の4G”です。
ドコモはこの度の基調講演で、2015年度末までにLTE-Advancedの開発を終え、翌年2016年にサービスを開始したいと述べました。あと数年で、固定の光通信サービスを超えるスピードがモバイルで体験できるようになります。
話が逸れますが、ドコモはこの基調講演の中で「らくらくスマートフォン」の開発が進んでいるとも述べています。
情報元:ITmedia