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Androidが黒を基調としたUIになったのはサムスンがリファレンス機の製造を請け負った為

Android2.3 Gingerbreadからステータスバーや設定メニューなどの色が黒系統に変更されました。この流れはタブレット向けのバージョンであるAndroid3.x Honeycombや、最新バージョンの4.0 ICSへと続くわけですが、こうなったのはサムスンがAndroidのリファレンス機(Nexus S)の製造を請け負ったことに起因するようです。

サムスンは自社製のハイエンド端末にはAMOLED有機ELディスプレイを採用していますが、有機ELはパネルを発光させないことで黒を表示するため、黒が多用された画面では消費電力を著しく抑えることができます。リファレンス機であるNexus Sが最もパフォーマンスを発揮しやすいように、OS自体がデザインを変えるという結果になったそうです。

ちなみに通常の液晶では白でも黒でもバッテリーの消耗に大きな差がないために、液晶を使っているスマートフォンでは明るい色を基調にしているものも存在します。

Android2.3以降のUIが黒を基調としていることにこんな理由があったとは知りませんでした。面白いですね。

情報元:moneytoday